2022年6月のお話です。
「最近、ネットが切れる」と子供から苦情が殺到。
これを切っ掛けにWiFi6に乗り換えた所、速度以外にも、色んなメリットを感じたので紹介します。
そもそも、夜中にスマホやゲームに明け暮れる子供に対し、ある程度は、規制すべきと考え、スマートプラグを使用して、ルーターの電源を切っていました。
こんな感じです↓
青が親管理ネットワーク、赤が子供も使えるネット、黄色い枠は、子供が触れない箱です。
我が家で3つ使っているWiFi経由でコントロールできる、スマートプラグは カシムラ[KJ-173]で青い親ネットでコントロール
アプリで個々にON-OFFを管理できます。
スケジュールや、タイマー、手動でWiFiをON-OFFしてました。
が、ON-OFFを繰り返すせいか、ネットの不調が起きてしまっている様子。
再起動で復活する場合もあるが、再ログインしないとダメな時があったり、スマートプラグが親ネットからオフラインになり、コントロール不能になったり、、、、
海外出張で妻だけになる事がある我が家は、WiFiの不調が、暴動の切っ掛けになりかねない。
親機を置いている2回の寝室から一番遠いお風呂場は、ネット遅くて、ストリーミングは不可でした。
個人的にももう少しエリア拡大したいと思い、アンテナ無し→アンテナ付きに買い替えようと調べると、今はWiFi6という規格があるらしい。
簡単にいうと、速度、周波数帯が広く早くなった感じです。
Wi-Fi 5(2013年)と比べると約1.4倍速く
第4世代のWi-Fi 4(2009年)と比較すると、約16倍の速度。
さらに、Wi-Fi 6は「OFDMA(直交周波数分割多元接続)」という技術により、複数のWi-Fi機器に同時接続するのが得意です。回線が混雑しにくいので、パソコンやスマートフォンをはじめ、スマート家電・IoT・ウェアラブルデバイスなど、Wi-Fiに接続する機器が増えている人向け!
心配事の対応問題は、Wi-Fi 6ルーターは古いWi-Fi規格に対応しているので問題なく使い続けられます。
ということで、前置きが長くなりましたが、、、
今回導入したのがコスパの良く初心者にもオススメ”のWi-Fi 6ルーター
TP-Linkの「Archer AX55」。
セッティングはとても簡単でした。
初心者でも乗り換えやすいWi-Fiルーターだと思います。
専用のスマホアプリ「TP-Link Tether(Android、iOS)」を使えば一発です。
なんと、アプリに示される手順に従って操作していくうちに、専門知識を持っていないわたしでも10分でセットアップできました。
本当に想像の10倍楽でした!!
導入後のシステム構成はこんな感じ。
・子供の使えるネットワーク赤のON-OFFはハブをコントロールする事で、立上速度も速いし、接続障害も起きてません。
収穫だったのは、Tetherアプリで色々出来ます!
・設定を確認したり、今だれがどこから接続していてどれぐらいの通信量を使っているのか確認したり、Wi-Fiパスワードを他のアプリ上で共有したりと、ルーターに関わる操作はひととおりアプリで出来る。
メイン画面、現在の接続数が一目でわかります。
そして、接続端末と通信速度
有線、無線(通信域帯)
有線から先のWifiも優先として認識されます。
名称は、自分で変更できます。
HomeShieldでは、接続端末をグループ化し、セキュリティーレベルを分ける事が出来ます。
優先接続も端末指定出来るため、子供のスマホでの動画閲覧より、親のスマホや、仕事のテレワーク用端末、プレイステーションなどのゲーム、映画ストリーミング視聴を安定させたい場合は、優先にする事も出来ます。
レポートでは、端末ごとの累計接続時間も確認出来ます。
端末の通信サイトも確認出来ます(ちょっと怖いですね。ブロック履歴が出てると、何かから守ってくれたと感じる事が出来るので、安心です。)
また、グループ化した端末事に、時間制限や、コンテンツフィルターがセット出来ます。
これは、18歳を超えた長男向けの設定画面ですが、夜中に動画見て寝不足を抑制するために、就寝時間を設けました。
その他も、18歳未満用にグループを作成し、フィルタを設定できます。
アダルトサイト、ギャンブル、性教育、オンラインコミニケション、SNS、Pay to Surf、メディア、ダウンロード、ゲーム
あくまでWiFi経由でのフィルタなので、その他の回線を使えば効果はありませんが、1個の手段として、活用出来ます。ちなみに我が家では、アンドロイド端末へは、Googleの提供しているファミリーリンクで使用時間やアプリのインストール権限を設けてます。
18歳以上は成人となり、個々の多様性、プライバシーの観点から、ギスギスしてはしょうがないとも思いますが、個々の家庭の方針にのっとり上手く活用できると便利だと思います。
今回接続数を見て改めて、、、、
結構ガジェットが多いほうかもしれません。
ノートパソコン2台、タブレット端末2台、スマートフォン 6台とゲーム機3台、スマートプラグ3台、蓄電池コントロールユニット、プリンター
その他もろもろのWi-Fi周辺機器が常に通信回線を求めてせめぎ合っている状態です。Wi-Fiにつなぐ台数が増えれば増えるほど、通信が混雑しやすくなり、遅延が生じるのは理屈でなんとなくわかります。
改めて考えてみると、もはや第2世代のWi-Fi規格にしか対応していないルーターに頼っていたこと自体、無理がありました。
自宅が光回線でIPv6 IPoEサービスを利用している場合、Archer AX55はIPv6 IPoE対応ルーターとしても力を発揮します。
IPアドレスの話で、現在まで使われていたIPv4アドレス不足になってきており、
新しく登場したのが「IPv6」規格です。
IPv6 IPoEはそのIPv6を使った新しい接続方式で、回線混雑を避け、結果的に通信速度の改善が期待できるのがメリットです。
導入したメリットとしては
ゲーム目線では、他のプレイヤーとの連携が欠かせないマルチプレイゲームの場合、途中で回線落ちしてしまうとゲームを放棄したも同然となり、残されたプレイヤーに迷惑をかけてしまうのですが、以前と比べると「安心感」があります。
テレワーク目線、打合せのWEB会議での画面共有のレスポンスと接続安定性&優先端末化によって、他の機器に通信速度の乱高下に巻き込まれない安定感があります。
ネットの知識目線
今までは、とこのWi-Fi環境で接続しようと、アクセス先はあまり意識しておりませんでしたが、例えば会社のWi-Fiが自由に接続出来たとしても、システム看視者がいれば、どの端末が何を見てるかが、簡単に把握出来てしまう時代に入っていた事に気付けました。
今後の拡張性やアイディア目線
元々、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)が入った我が家では、太陽光の発電量、消費量、売電量、家庭用燃料電池の状況、蓄電池の充放電量、床暖房の操作がオンライン上で出来ていましたが、
せっかくOFDMA(多重アクセス)によって複数のWi-Fi機器を最大で同時に48台の機器をつなげられるので、更にスマートホーム化をガンガン進められちゃいます。
・スマートロック
・スマートテープライト
・スマート冷蔵庫
・スマートマルチリモコン(エアコン、テレビ等)
などなど
カギ閉め忘れてないよね?・・・(・.・;)
や、帰ったら適正温度にエアコンが調整していて欲しい( *´艸`)
など、色々な要望に応えてくれそうです。
Wi-Fiルーターを変えるだけで、こういう楽しみも増えるのが現代。
安定した事によって今後のお家ネット環境づくりがますます楽しみです。
但し、機器が増えるという事は、それだけ管理も必要ですし、メンテナンス、セキュリティーも必要となってきます。(あくまで自己責任でお願い致します)
トラブルの一例としては、
スマートロックなど、鍵の施錠をアプリ操作でしていた場合に
コントロール元のスマホを持たずにゴミ捨てし自動施錠されてしまう(*_*)
などなど、、、
Wi-Fiルーターを替えるだけで、本当に実際に変化を実感できました。
最初は契約回線もさほど早くないしWi-Fiルーターを替える発想すらなかったのですが、いざArcher AX55を導入してみたら、通信環境が改善され、ストレスも減りネット生活レベルが上がりました。
しかもただ速くなるだけでなく、よりたくさんの端末に、より遠くまでWi-Fiの電波を届けてくれる、そんな頼りになるルーターでした。
子供側は、少し縛られた感じですが、、、、
5人家族の我が家にはArcher AX55がぴったりなサイズでしたが、
大きな家や3階建てに住んでいたり、大人数であればArcher AX72がいいと思います、
一人暮らしであればArcher AX23がいいかと思います。
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