9月上旬のインドは雨季の様で、熱いというより、べたべたと蒸し暑い。
デリーのホテルに滞在していたある日の夜、突然トイレの水が、止まらない。。。
恐らく、栓がズレたチョロチョロ鳴りつづけ、気になる、、、、、気になる。。。。
寝れそうだけど、水がもったいないし、もし急にトイレ行きたくなったら、流せなくなるから困る。
しかし、トイレの水タンクらしき物は、壁の中。
確認する事すら出来ない。
メカ仕掛けのフレッシュボタンを何度か押したり、深く押込んだり、繰り返すと、水の出る量に少し変化が出てきた。この時点で20分は格闘している。
素早く連打した所で、上手く栓が乗ったのか、止める事に成功!
夜中のトイレでガッツポーズをキメる中年。。。
これで1回分は確保。明日朝フロントに行って修理してもらおう。
その頃、外は雷が鳴りだし、雨が降っていた。
翌日、変わらず雨が降っていた。
目覚め、リビングへ向かう。
寝室を出た瞬間、スケートリンクに入った様に滑り、大開脚。
転倒は免れた物の、足の筋を軽く痛めてしまった。
大理石の様な床に水が溜まると、スリッパでは太刀打ち出来ない程滑る。
原因は、昨晩から降る雨が、窓のシールの隙間から侵入し、床に溜まった事によるものだった。
室内だからって完全に油断した。。。
朝食を済ませ部屋に戻り、もう一度滑る。
ホント、痛い目に合わないと忘れるおバカさんだと自覚した瞬間でした。
夜のうちに相当降ったらしく、通勤ルートは冠水し遅刻確定。
インド人は、トゥクトゥクに相乗り通勤が多く、150cc程度の3輪バイクに8人位乗りしている。
エンジンもボディーもブレーキも相当無理してるが、冠水路も水をかき分け進む気合と根性のモビリティ功績を称えたい。
昨日の夜から、水とは切っても切れない危機を感じているが、今日はここまでにして欲しいと思いながら、1日を無事終える事が出来た。
気候変動が続くと、こういう非日常が増えてくるんだと肌で感じた日だった。
とい訳でオススメ映画「デットコースター」シリーズ
大げさですが、自分の「水難の相」の様に、変えることのできない死の運命に襲われていく若者たちを描いたショッキング・ホラーです!
明日が、平和な日でありますように。。。
追記:
ロックダウンで人の流れが無くなった時、今まで見えた事の無い、ヒマラヤ山脈が綺麗に見れたそう。
そんな一瞬で・・・・
人類の発展と、地球の寿命、、、
日本も通って来た道。。。
欲が全ての始まり・・・・
学生時代からコスモ石油のCMがとても好きだ。
「ずっと地球で暮らそう。」
このキャッチコピーが凄く刺さって、最初に就いた仕事は環境事業の研究開発だった。
今は違う業種だけど、なんか思い出したかも。。
コメント