メキシコ人の寛大さとエコの意外な関係

メキシコ

キシコに出張時の、メキシコ人を感じたお話です。

 

空港から高速バスで目的の町まで移動し、バスターミナルから、タクシーでホテルへ移動。

車両に荷物が入りきらないため、スーツケースは、屋根のキャリアへ

そして乗り込む、

オイ!

俺の荷物、落ちたら困るから固定してくれよ!

と、言えないので、ジェスチャー

 

すると笑って OK (‘ω’)ノ

そのまま走り出す。

 

OKじゃない! と言おうと思ったその時、窓から手を伸ばし、スーツケースの取手を持つ。

 

落ちないつもりらしい。。

工具と着替え、カップ麺位しか入ってないので、中身の心配はしてないが、それなりに重い。

急ブレーキ踏んだら一瞬で飛んでくと思う。

 

スピードバンプがいたる所にあり、ドライバーは、見るからに力んでます。

とりあえず、落下せずに、ホテル到着。

ドライバーのドヤ顔、、、ホント見せたかったです。

力んでたじゃん!って(笑)

 

落ちた時の事なんた考えないんだなー

楽観視して陽気な所は、日本人にも必要だと思いました。

 

日、ホテルでタクシーを呼んでもらい、仕事場へ

荷物は少ないので、昨晩の様な、ハラハラは無いと思いきや、

 

バキーん!!

 

道で、停車したタクシーの横を掠めた車両が、タクシーのミラーを吹き飛ばしていった!

しかも結構イイスピードで!

窓から手出してたらミラーと同じ運命だったかも。

 

突然の事でしたが、

私のイメージだと、ドライバーは、「ファ〇ク」と大声を上げるかと思ったら、

冷静に後方を確認し、車両の外へ出るやいなや、飛んでったミラーを拾いに・・・

 

拾ったと思ったら、ミラーを見ながら自分の髪を掻き上げ髪型チェック!

右から、左からも

え?

何してるん?

道路の真ん中で。

 

そして、こちらへ戻りながら、ウィンク(^_-)

 

ハッピーかよ。

 

バい、髪型も笑顔もキマりすぎてて、エルビスプレスリーに見えて来た。

 

トランクから、テープを持ってきてまた、グルグル巻きに・・・

いちいち、イライラしない、

完璧に治さないから、また壊れても平然と治す!

んー

を大切にする事はとても大事ですが、

完璧に治して使うより、

使える状態を維持するっていう事が、意外とエコなんだなと思った。

車の存在価値次第ですが、チョットした傷に気を使って時間とお金を費やすよりよっぽど良いか?

そういえば、道の真ん中で、ボンネット開けてる人、けっこう見かけます。

これが、当たりまえの良くある光景なら、遅れても怒られない訳だ(笑)

話は、メキシコから反れますが、

現在では、電気自動車や、ハイブリットがエコと言われておりますが、

とある記事で自動車のCO2総排出を比較したのを思い出しました。

そこには、5人乗り乗用セダンという条件で、ガソリン車、ハイブリット、電気自動車の生産から、廃棄までのCO2排出を概算で比較されてました。

論から言うと、一番エコはガソリン小型車、ワーストは、大型電気自動車

大きく影響したのは、バッテリー生産時のCO2と、バッテリー廃棄時のCO2。

バッテリーは充電回数や、使用環境で寿命が大きく変わり、車体はまだ使えるのに、バッテリーがダメだから、バッテリー交換や、廃車となっては、無駄でしかない。

 

削減率からすると、再生可能エネルギーで充電しない限り、削減出来てるとは言い難い。

今、必死でバッテリー開発が進んでいるとおもいますが、エコの意識と、実績がマッチする日が早く来ますように。

それまでは、古くて重課税を課せられようが、今の自動車を大切に乗ろうと思います。

 

例えミラーが吹き飛ぼうとも

 

 

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