妊娠について、改めて考える事になったので、書かせて頂きます。
とてもデリケートな話なので、批判も多いと思いますが、赤裸々に語ろうと思います。
出会いから妊娠までを振り返る自叙伝です。あらかじめご承知おき頂きお付き合いください。
私の家族は、5人。
と言っても結婚したのは1年ちょい前です。
奥さんには、元々3人の子供が居ました。
奥さんとの関係は、高校の同級生です。
出会いは高校2年の時に幼馴染主催の食事会で会ったのが始まりです。
寝ても覚めても、頭の中で恋してましたが、この恋は実りませんでした。
当時を振り返る両親からは、四六時中「♪もーしも~」聴いてたよねと笑われます。
DA PUMP の if… です。「当時の彼女から、このCDを借りてたんです。」
高校卒業までは、この失恋の記憶しかありません。。。(-。-)y-゜゜゜
卒業し時が経ち、何故か弟づてで、子供居るらしいよーと情報も入り。
なんとなーく、引きずりながら大学を卒業し就職した、クリスマス付近に
SNSで彼女からメッセージが来ました。
目を疑う光景でしたが、メッセージに飛びつき、夢中で返信しました。
あまり多くは聞かずに、会う事にしました。
仕事終え、駅で待ち合わせし、何故か海に行く事になり、真冬の湘南へ、
始めまして、では無いにしろ、7年ぶりの再会。
子供が3人居る事や、旦那さんと別居中な事もその時知り、
なんで、あんな大切な人がこんな今なんだ・・・
と煮えくり返る思いで接してたのを覚えてます。
元々、子供は若いころに欲しかった私、
子供と遊ぶ事は好きだったので、一緒に遊ぶ事に
BBQ,花見、スキー、花火 楽しかったです。
まるで、自分が出来てないパパ欲を満たすかのように。
そんな遊び相手も数年が経ち、気付けば10年
あっと言う間でした。
以前の職場も、長時間労働で明け方まで残業、、、転職後も土日出勤が多く、休む時間も多くはなく、いい訳にもなりませんが、
子供を若いうちに授かりたかった私のプランからは大きく外れていました。
ある日、
彼女が他の人と結婚した夢を見て、その時に気付いたんです。
それは嫌だ。
今度こそ、俺が彼女の笑顔を守ってみせる! と
後日、告白
告白するまでのウジウジしてた10年は、
3人の子を立派に育てる事が出来るのか?という不安を打ち消せない10年でもあります。
「いつかは去る人と思ってたのに、、、」と言われたのが印象的でした。
それもまた、心外でしたけど、、、
いやウジウジしてた俺が悪いかな・・・
交際後、プロポーズには時間は掛かりませんでした。
プロポーズは、外車ディーラー兼レストランでと決めており
以前に、彼女が誕生日を祝ってくれた、お気に入りのお店。
食事後に、閉店したディーラの中を回り、展示車のトランクから、
バラの花束と指輪を渡すというサプライズ作戦。
お店の協力も有り、完璧!
と思ったんですが、
後から聞くと、驚き半面、
お店の展示物の花束使って、何ふざけてるの? と・・・
チーン(/・ω・)/
さて、覚悟決めてからは、家も買い、一気に多重債務者に(笑)
投資や、貯金が好きな私は、独身時代に買った、マンションや株、があったので、一部売り頭金に
家のローンは団体信用保険付きなので、長く細く払うという選択肢もありますが、性格的に早く完済したい。
今思えば、投資の種子銭は、残してておくべきでした。
種子銭が無いと、やっぱ投資で増やすのはキツイですね。。。
今、頑張って種子銭を増やしてる途中です!!!
さて3人の子供を育てる事でウジウジしてた私も、自分の子の顔はやっぱり見たい。
という事で、奥さんの寛大な理解も有り、4人目の子供を応諾してくれました。
両方とも40歳手前なので、リスクも確立もやっぱり気になり、少し焦ってました。
栄養や、睡眠、タイミング色々調べて、妊活半年程で授かる事が出来ました。
本当に恵まれてたと思います。
意味ないかなーと思いながら、重力に逆らう様に寝たり、逆立ちしたり(笑)
懐妊後は
エコー画像を見ながら、徐々に大きくなる我が子を見ながら、名前の本を見たり、とても幸せな日々です。
胎児のために、奥さんの爆食も、許可。
悪阻を抑える食事レシピや、発達に必要な食材など、沢山の書籍を見ました。
しかし、11週目過ぎたあたりから、異変が、、、
全体的に剥浮腫みんでいると・・・
専門家では無いので参考程度ですが、かかりつけ医によると、染色体異常の可能性が高いとの事。
インターネットで調べると
染色体異常の多くは、分娩前に流産や子宮内胎児死亡や、
分娩後は、心臓などの解剖学的異常、精神発達遅延による手術、発達支援が必要とのこと。
それから、各週診察し、経過観察。。。
毎週祈る思いで、受診しますが、浮腫み状態は変わらず、、、
神様・・・
少しだけでも、力を貸して下さい。
人生でこんなに祈りや懺悔した事はなかった。
過去の行いを悔んだり、何がいけなかったのか・・・
でも、結果は13週目も変わる事は無かった。
かかりつけ医からは、一つの選択肢の情報として、羊水染色体検査の存在を教えて頂きました。
これは、染色体の数や大まかな異常 について調べる出生前診断法の 1 つで遺伝学的検査になるそうです。
母体、胎児へのリスクも少なからずあるそうなので、受けたくはありませんでしたが、
情報の精度が上がらなければ、浮腫みだけで何の判断も出来ないため。。。
我が家の判断は、用水染色体検査を受ける事にしました。
費用は12万円程、結果が出るまでは数日。
13週目なので、エコーで手足が動くのが確認出来ます。
元気に心臓も動いてます。
浮腫みぐらい、来週こそ引くんじゃないか?・・・
ってどうしても希望を持ってしまいます。
この子に、海の青さ、空の青さ、風が木を抜ける音を感じさせてあげたい・・・
クリニックへは、
退院する赤ちゃんや、
診察に来る赤ちゃん、
診察に来る妊婦さん、
沢山います。
みんな、沢山のリスクと戦い、辛い思いや、祈る思いをしてると思うと、命とは軌跡であり、変え難い物である事に気付きました。
こうして、親からもらった命、今の家族、当たり前だった事を、もっと大切にしなきゃいけない、そう痛感しました。
子供には、勉強、生活リズム、最近強く叱る事が多かったけど、健康に育ってくれてる今にもっと感謝すべきなんだと、改心した日でもありました。
羊水染色体検査を予約出来たのは2週間後。
来週からは、海外出張が入っており、とても不安な時期・・・
代わりの利かない今の職場では、この出張を変更する事は不可である。
家庭の行事や、冠婚葬祭で非難を浴びた事もあった。
時代の流れや、法律の変化で一部、権利が守られる時代になって来ているけど、
「相手が大切にしている物を、大切に想う」コレが大切だと思う。
人の事言える立場じゃないけど、それぞれの価値観で生きている。
守ってあげる物は、大切にしている事がまず第一であって欲しい。
そんな事に気付ける、人でありたい。
ようやく、
身の回りの当たり前だった事に向き合う事が出来る様になりました。
後述
残念ながら、私の海外出張中、胎児は亡くなってしまいました。
妻の側に居れなかった事、とても悔しく思います。
眠れない日が続きましたが、私が弱ってる場合ではないので、しっかりと今を支えていきます。
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